ビギナードライバーズガイド

車の魅力の一つに、自由自在に好きな場所へ移動出来るということがあります。
思い通りに動かすことで、自由と満足感は得られるものです。運転に慣れない初心者は、まず、愛車に慣れることを最優先する必要があります。基本的な運転の練習を繰り返すことで、愛車との一体感が生まれます。
上手に運転するためのヒケツ

出かける前に目的地までのルートをシミュレーションする
初心者の方は、「どこでもいいから運転したい」という衝動を抑えることが必要で、計画的に運転する事をおすすめします。
出かける前に、どのルートで行くかを計画し、どこに車を停めるのかを決めておくことが大切です。
交差点や目的地で右往左往すると焦ってしまい、周りの状況が理解出来ず、他車(者)に迷惑をかけてしまうことで、「車の運転は苦手」という意識を高めてしまいかねません。

運転する間隔はなるべく空けない方が安全
まず、運転中は緊張しすぎず、ほど良い緊張感とリラックスした状態のバランスが大切です。はじめのうちは、なかなかそんな状況で運転を続けることは難しいかもしれません。
しかし、ある一定の運転時間が経過して、経験を積んでくるとその状態を続けることが出来るようになります。
ところが、運転に慣れてきたところで、運転するまでの間隔を開けてしまうと、ほどよい緊張感で運転する感覚を失いやすく、その感覚が戻ってくるまでに時間がかかる場合もあります。
慣れたドライバーでも運転感覚が戻るのには少し時間がかかってしまう事もありますので、運転免許証を取得したばかりの初心者は、運転する間隔はなるべく空けないようにしましょう。

心の余裕は視界を広げます
運転に集中することは大切なことです。
心に余裕が無いと目から入る情報の認識が正確に出来なくなってきます。
逆に、心に余裕がでてくれば前方の情報だけでなく、ルームミラーやサイドミラーからの情報、さらには車自体の音や振動なども感じることが出来るようになり、多くの情報が得られます。
多くの情報を正確に得ることで安全な運転を行うことが出来ます。
心に余裕を持った運転のためには、運転中の視点をどこに置くかの確認が必要です。目線を近くだけでなく、周囲の景色も見られるくらいに遠くにもっていくこともできるようになれば、さまざまな情報が得られるとともに、運転のぎこちなさも解消されていきます。
特に高速道路の運転などでは、運転中の視点を通常よりも遠くにしてください。継続して運転することで慣れてきます。心地良い緊張感と適度なリラックスの中で運転ができるようになります。
こんなトラブルどうしよう!?
運転する機会も増え、運転にも慣れてきました。しかし、路上では思いもよらない出来事に見舞われることもあります。
そのような時に慌てなくて済むように、予め対処法を知っておきましょう。

トラブル(1):エンジンが始動しない、始動音が鈍い
エンジンをかけようとしてもすぐに始動しない、始動音が鈍くなれば、バッテリーの寿命が考えられます。
バッテリーの寿命は走行状態、保管状態で変わりますが、おおむね2年~4年くらいです。
時々、バッテリーの状態を自動車整備のできる自動車販売店やカー用品店、ガソリンスタンドで点検をしてもらいましょう。
バッテリーが原因でエンジンがかからないときは、JAFロードサービスや加入保険会社のロードサービスで応急処置をしてもらえます。

トラブル(2):運転中にタイヤがパンク
最近の自動車のタイヤは滅多にパンクはしませんが、運転中に、もしタイヤがパンクしたら、ハンドルのコントロールが効かなくなり、大変危険です。
日頃から常にタイヤをチェックし、パンクを未然に防ぐ事が大切です。
駐車場に止めたときや、ガレージから車を出すときなど少しの時間と手間を惜しまずに、チェックすることが大きな事故を防ぐことになります。

運転中のパンク対応 >>>>>
走行中に車体が異常な振動を始めたり、急にハンドルが左右に取られた時には、まずタイヤのパンクが疑われます。
その場合は慌てる事なく、ハンドルを強く握り、ゆっくりスピードを落としながら、安全な場所に停車します。その際、後続の車に注意しながら車外に出てください。
タイヤを見比べて、明らかに他のタイヤより空気が少ないタイヤがあれば、ほぼ間違いなくパンクです。車の説明書にパンク時の対応が記載されていますので、説明書に従いスペアタイヤがあれば交換、スペアタイヤの変わりにパンク修理キットがあれば応急修理をしてください。
いずれも応急処置です。走行可能になれば、自動車整備のできる自動車販売店やカー用品店、ガソリンスタンドでパンク修理を行ってください。

トラブル(3):走行中に急に窓ガラスが真っ白に
友人と楽しく会話しながら走行中、突然窓ガラスが曇ってきた経験はありませんか。
ガラスは外気温と車内の温度差と湿度で曇ります。
ガラスが曇ってしまうと視界がなくなり大変危険です。
ガラスが曇り始めたら、窓を開けるかエアコンを作動させれば曇りは解消されます。
上手な運転とは
上手な運転とは、狭い道でもスイスイ通り抜けること、一発で縦列駐車できること、目的地まで短時間で到達できることなどが「上手な運転」とは限りません。
「上手な運転」とは、運転技術があるだけではなく、「同乗者が安心して乗れる」、「周囲の車や歩行者、自転車に対して思いやりがある」、「急発進、急停止など(急)のつく運転をしない」など思いやりのある運転技術が上手な運転と言えるのではないでしょうか。





