第6面 ユーポス、九州に進出
中古車買い取りのユーポス(有家祐馬社長、大阪市中央区)が九州に進出した。子会社の九州ユーポス(柏原隆宏社長、福岡県大野城市)を設立し、本格的に事業を開始した。2008年10月には東京ユーポス(同社長、神奈川県川崎市)を設立。近畿、首都圏に次ぎ九州でも事業展開し、ブランドイメージ向上と全国展開への足がかりを築く。
ユーポスは1995年に買い取り事業を始めた。99年法人化し、タレントの竹内力氏をイメージキャラクターに起用し、知名度を高めた。現在、近畿地区を中心に69店を展開する。
東京ユーポスは、出張査定で中古車を買い取る手法を主力とする。消費者から電話やインターネットで見積もり依頼を受け、スタッフが自宅などに訪問する。九州ユーポスでも同様の仕組みを導入し、独立店舗は設けない。
資本金は1千万円で今後増資する予定。スタッフは10人で、福岡県大野城市の事務所から出張査定に出向く。当初、月間100台の中古車買い取り目標を掲げ、九州地区でも実績向上をめざす。
[日刊自動車新聞]