第8面 ユーポス、今年ベイオークへの出品目標1開催25%増の500台へ
中古車買い取りのユーポス(有家祐馬社長、大阪市中央区)は今年、ベイオーク(柏原一郎社長、大阪市住之江区)の中古車オークション(AA)へ出品する買い取り車両を1開催25%増の500台程度へ引き上げる。店舗数拡大、ブランドイメージの向上で消費者の来店を促進し、買い取り台数を拡大する。このほど、大阪市内で決起大会を開催し、目標達成へ気勢を上げた。
同社は2008年、ベイオークへ1開催平均で432台、09年は393台を出品してきた。新店開設と既存店舗の底上げで台数を引き上げ、ベイオークへの出品増に結び付ける方針だ。
ユーポスは1995年に買い取り事業を始めた。99年に法人化し、タレントの竹内力氏をイメージキャラクターに起用、知名度を高めた。08年10月には東京ユーポス(柏原隆宏社長、神奈川県川崎市)、09年12月に九州ユーポス(同社長、福岡県大野城市)を設立した。
東京、九州のユーポスでは、出張査定で中古車を買い取る手法を主力とする。独立店舗は設けていないが、順調に成果を上げている。仙台、名古屋、広島などにも同様の方式で進出も検討する。需要の高い都心部に進出し、買い取り台数拡大と、全国展開へ足がかりとする方針だ。
近畿地区でも12月に岸和田土生(はぶ)、河内長野の2店舗が開業。2月から来場促進キャンペーンとテレビCM放映強化に取り組んでいる。
[日刊自動車新聞]