第13面 九州ユーポス、8月にも九州2号店―他県への出店加速
中古車買い取りのユーポス(有家祐馬社長、本社=大阪市)は九州ユーポス(柏原隆宏社長)の移転リニューアルに伴い、買い取り台数の増加と他県への出店を加速する。早ければ8月にも長崎か大分に九州2号店を開設、将来的には山口、広島にも拠点展開したい考えだ。
九州ユーポスは昨年末に大野城市に1号店を開設した。当初は月間100台の買い取り目標でスタートした。買い取り車は原則的にUSS九州に出品している。春先からは同150台の実績を上げている。このうち2割程度がネットによる小売り販売に結びついている。今回のリニューアルを機に、コールセンターも充実させ、今後も現在のAA会場出品とネット小売りの比率を維持しながら早期に同200台ペースに引き上げたい考えだ。
同社ではカービューやカーセンサーなどのウェブを窓口にしてユーザーの査定依頼を受けて出張買い取りを行っている。出張エリアは福岡県内を中心に佐賀、下関までをカバーしている。3年以内に九州全域に買い取り拠点を開設する計画だ。現在は長崎、大分で拠点を物色中で、九州での「ユーポスブランド」の確立を図りながら、買い取り台数、拠点整備の拡充を進める。
[日刊自動車新聞]