第8面 ユーポスグループ、大震災義援金1千万円本紙に寄託
中古車買い取り専門店チェーンのユーポス(柏原一郎代表取締役、大阪市西区)グループは19日、東日本大震災の被災者支援に役立てて欲しいと本紙に1千万円を寄託した。ユーポスグループは18日から4月2日まで、全国に80カ所ある店舗に募金箱を設け来店客やグループ社員から義援金を募る予定で、今回の寄託はこれに先立って行った。
ユーポス本部の取締役でグループの東京ユーポスと九州ユーポスの社長も務める柏原隆宏ロードカー社長は「当初は直接被災地に赴き復興のお手伝いをすることも検討したが、今はまだ現地のご迷惑になるかもしれない。まずはお金という形で、“ユーザー主義”を掲げるユーポスらしく社会のお役に立てれば」と話した。同社にとっても寄付金1千万円は大金だが、「社員の努力とお客さまあって積み上げてきたお金。被災者の皆さんのためになることに胸を張って、ともに頑張りたい」と、被災者にエールを送る。
本紙は「東北地方太平洋沖地震義援金」を募っており、ユーポスグループからの1千万円も含め日本赤十字社を通じ被災地に届ける。
[日刊自動車新聞]