車を売却・廃車する前に必ず知っておきたい「自動車保険の等級中断」とは?
車をしばらく手放す予定がある方は、自動車保険を「解約」する前に必ず知っておくべき制度があります。
ご自身の自動車保険が、もし割引等級(7~20等級)の場合、 車を売却・廃車するタイミングでの保険の扱いによって、 将来の保険料が大きく変わる可能性があります。
自動車保険の「等級」とは?
自動車保険の等級とは、保険料の割引・割増率を決める区分のことです。 等級は1~20等級(一部の共済では22等級)に分かれており、 無事故で1年経過するごとに等級が上がり、保険料の割引率も大きくなっていきます。
そのため、長年かけて上げた等級は、できるだけ失わずに維持したいものです。
車を売った後、保険をそのまま解約するとどうなる?
車を売却・廃車した際に、 自動車保険を何も考えずにそのまま解約してしまうと、 一定期間後、等級はリセットされてしまいます。
その後あらためて車を購入し、保険を再契約すると、 原則「6等級」からのスタートになるケースがほとんどです。
しかし、等級を維持したまま保険を中断できる制度があります。
「中断証明書」とは?
中断証明書とは、 車を一時的に手放す場合に、 自動車保険の等級をそのまま保管しておける制度です。
中断証明書を取得しておけば、 車を持っていない期間は保険料を支払う必要がなく、 次に車を購入して保険に加入する際、 中断前の等級を引き継ぐことができます。
中断証明書の取得方法(手続きは簡単)
手続きは非常にシンプルです。
- 現在加入している保険会社に連絡する
- 「車を手放すので、保険を解約し中断証明書を発行してほしい」と伝える
基本的に、これだけで手続きは進めてもらえます。
中断証明書の有効期限は?
中断証明書は、 中断手続きをした保険契約の満期日(または解約日)から10年間有効です。
なお、中断理由が「海外渡航」の場合は、 記名被保険者の出国日から10年間となります。
⚠ 手続き期限に注意
中断証明書の発行申請は、解約日(または満期日)から原則5年以内が条件です。
※保険開始日が2014年12月31日以前の契約は、13ヶ月以内など例外規定があります。
再び保険に加入するときに必要なもの
- 中断証明書
- 車検証
- 印鑑
これらを用意して、保険代理店へ連絡すれば、 中断前の等級で保険を再開できます。
車の売却・廃車を考えている方へ
車を手放すときは、「売却・廃車」だけでなく 自動車保険の扱いも一緒に考えることで、 後々の負担を大きく減らすことができます。
ユーポスでは、車の状態にかかわらず、 まず正規の査定を行い、もし買取が難しい場合でも 廃車手続き費用をいただくことはありません。
※中断証明書の発行条件・手続き期限は保険会社ごとに異なるため、必ずご加入の保険会社へご確認ください。
※この記事は内容の正確性向上のため、2026年3月26日に加筆・修正しています。






