アドブルーとは? なぜ高騰していたの??
こんにちは!ユーポスです💙
今回は、「アドブルー」についてのお話です。
アドブルーとは?
ディーゼル車から出る排気ガス(*窒素酸化物)
を浄化するために使われる「尿素水」のこと。
純水に高純度の工業用尿素を入れて作られた液体
*窒素酸化物(NO2)~大気汚染の原因のひとつ
アドブルーは、この窒素酸化物を
尿素と水に分解し車から排出される大気線物質を
削減してくれます!
さて、
そんな大事な役割を担っているアドブルー…
実は深刻な不足に陥っていたことはご存知で
しょうか?
不足が起こり始めたのは、2021年10月頃から。
中国が、アメリカとの関係悪化により
貿易に規制をかけたことが始まりです。
この影響で、アドブルーの原材料である尿素の
ほとんどを中国からの輸入に頼っていた
韓国国内で不足が発生しました。
「あれ?日本で不足しているわけじゃないの?」
実は、日本は国内で供給されている尿素の
70%が自国で生産されています。
ですので、
尿素不足が噂されていた2021年11月頃、
日本の状況が深刻だったわけではありません。
では、なぜこんなにも「アドブルー不足」が
噂されていたのでしょうか?
その原因は…
という流れが生じたことにあります。
もちろん、日本でも中国から安価で
輸入した尿素を使用する企業は多くあります。
ですので、尿素不足が起こっていたことは
事実ではありますが、
その不安が噂として広がったことや転売の発生、
備蓄や在庫確保のための買い占めが
結果として、「日本でアドブルーが不足した」
状況を形成した側面もあります。
さて、そんな背景があるアドブルー(尿素)不足…
一体いつ解消されたのでしょうか?
答えは、2022年2~3月頃。
1月頃に輸入先の多角化措置がとられた後、
3月にかけて輸入量が増えていきました。
ですが、この時の輸入価格は2021年と比べると
倍以上になっています。(下記グラフ参照)
米中関係の悪化や輸出規制は現在も続いており、
そこへウクライナ情勢が加わり貿易に大きな
影響をきたしています。
尿素不足問題は、
今後により大きな関心が集まるでしょう。
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