車の買い替えはいつがいい?330人調査で分かった「売却を決めるタイミング」
「車を買い替えたいけれど、いつ売るのがいいのだろう」
「次の車検まで乗るべきか、それとも今のうちに売るべきか」
車の買い替えを考え始めると、こうした疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
車を買い替えるタイミングは、車検や故障、走行距離、欲しい車の登場など、人によってさまざまです。
さらに近年では、EV(電気自動車)や自動運転をはじめとした自動車技術の進化も、買い替えを考えるうえで無視できない要素になっています。
そこで中古車買取・販売サービス「ユーポス」を展開する株式会社ユーポスでは、
マイカーの買い替えを検討している20代~60代の男女330人を対象に、
「モビリティ変革期におけるマイカー買い替え意識に関する調査」を実施しました。
調査結果から見えてきたのは、最新技術の進化を意識しながらも、実際に車を売却・買い替えする際には、
「車検」「故障」「現在の車の価値」など、より現実的な要素が大きく影響しているという実態です。
この記事では、調査結果をもとに、現在のドライバーがどのようなタイミングで車の買い替えを考えているのかを詳しく見ていきます。
車の買い替えを決めるタイミング、1位は「車検の更新時期」
「現在所有している車の買い替えや売却を最終的に決断する決め手となるタイミング」を尋ねたところ、
最も多かったのは「車検の更新時期」の45.2%でした。
- 車検の更新時期:45.2%
- 故障や不具合が発生した時:36.7%
- 走行距離が一定を超えた時:24.2%
- 欲しい車の値下げやキャンペーンが実施された時:23.9%
- 車の買取価格が想定以上に高いと分かった時:22.1%
- 欲しいと思える新型車が発売された時:20.9%
- 増税や規制強化の情報が出た時:16.7%
- 家族構成が変化した時:10.6%
車検は一定の周期で訪れるため、「このまま車検を通して乗り続けるか、それとも買い替えるか」を考えるきっかけになりやすいと考えられます。
一方で注目したいのが、「車の買取価格が想定以上に高いと分かった時」が22.1%だったことです。
買い替えは、次に購入する車の価格だけで決まるものではありません。
現在乗っている車がいくらで売れるかによって、次の車に使える予算も変わります。
そのため、車検などの節目を迎える前に一度現在の車の価値を確認しておくことも、買い替え時期を考える材料の一つになるでしょう。
66%が「今の車がまだ高く売れるうちに売りたい」と回答
では、車を買い替えようとしている人は、現在所有している車の価値をどの程度意識しているのでしょうか。
「今後の自動車市場の変化を踏まえ、自身の現在の車がまだ高く売れるうちに売りたいと思いますか」と尋ねたところ、次の結果となりました。
- 非常にそう思う:21.2%
- ややそう思う:44.8%
- あまりそう思わない:24.8%
- 全くそう思わない:9.1%
「非常にそう思う」と「ややそう思う」を合わせると、66.0%に達します。
つまり、買い替えを検討している人の約3人に2人が、
「現在の車の価値が下がる前に売却したい」という意識を持っていることになります。
ただし、中古車の価格は単純に「古くなれば一定額ずつ下がる」というものではありません。
車種、年式、走行距離、グレード、ボディカラー、装備、車両状態、中古車市場での需要など、さまざまな要素によって査定額は変わります。
「まだ乗れるから」という理由だけで買い替えを先延ばしするのではなく、
現在の査定額を把握したうえで、乗り続けるか、売却するかを判断するという考え方もあります。
次に購入したい車は「ガソリン車」が43.6%で最多
EVの普及が注目されるなか、次に購入する車としてどのようなエンジンタイプが選ばれているのでしょうか。
調査結果は次の通りでした。
- ガソリン車:43.6%
- ハイブリッド車(HV):31.5%
- プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV):10.9%
- 電気自動車(EV):8.8%
- ディーゼル車:3.6%
- 燃料電池車(FCV):1.5%
今回の調査では、EVを選んだ人は1割未満となり、ガソリン車とハイブリッド車を合わせると75%を超えています。
もちろん、この結果だけから今後のEV市場全体の動向を判断することはできません。
一方で、少なくとも今回の調査対象者では、
次の車としてEVを選択することに慎重な人がまだ多いことがうかがえます。
EVや自動運転の進化は、車の買い替えを早める?遅らせる?
興味深いのが、EVや自動運転などの最新技術と買い替え時期の関係です。
「最新技術の進化は、自身の車の買い替えタイミングにどのような影響を与えているか」と尋ねたところ、
次の結果となりました。
- 特に影響はない:64.5%
- 買い替えを遅らせている:17.9%
- 買い替えを早めている:17.6%
約3分の2は「影響なし」と回答している一方、残る約3分の1では、
同じ技術進化が「早く買いたい理由」にも「まだ待ちたい理由」にもなっている点が特徴的です。
では、なぜ判断が分かれるのでしょうか。
最新技術によって買い替えを早める人は「新しい技術への興味」を重視
買い替えを早めていると回答した人に、その理由を複数回答で尋ねたところ、次の結果となりました。
- 最新技術に興味があるから:50.0%
- 補助金や優遇制度を活用したいから:48.3%
- 最新技術による安全性や利便性を早く享受したいから:44.8%
- 環境への負担の低い車に早く乗りたいから:32.8%
- 現在の車の買取価格が高いうちに売却したいから:31.0%
新しい技術そのものへの興味だけでなく、補助金、安全性、環境性能、現在の車の売却価格など、
複数の要素が買い替えを後押ししていることが分かります。
一方で「技術がもう少し成熟するまで待ちたい」という人も
逆に、最新技術の進化によって買い替えを遅らせている人では、次のような理由が挙げられました。
- 技術がさらに進化して標準化されるのを待ちたいから:39.0%
- 価格が下がるのを待ちたいから:33.9%
- インフラ整備にまだ不安があるから:30.5%
- 新しい技術の安全性を確認したいから:28.8%
- 現在の車にまだ乗り続けたいから:22.0%
ここから見えてくるのは、技術が進化すれば必ず買い替えが促進されるわけではないということです。
新しい技術に魅力を感じて「早く乗りたい」と考える人がいる一方、
技術や価格が落ち着くまで「もう少し待ちたい」と考える人もいます。
自動車業界が大きな変化を迎えているからこそ、消費者の買い替え判断も一方向ではなくなっていると考えられます。
車の買い替えは「次の車」だけでなく「今の車」から考える
今回の調査で特に注目したいのは、
買い替えを検討している人の66.0%が「現在の車がまだ高く売れるうちに売りたい」と回答していることです。
一方、実際に買い替えや売却を最終的に決めるタイミングとして最も多かったのは、
「車検の更新時期」の45.2%でした。
この2つの結果から、車の買い替えでは、
「次にどの車を買うか」だけでなく、「今乗っている車をいつ手放すか」も重要な判断材料になっている
ことがうかがえます。
中古車の査定価格は市場環境によって変動するため、「車検が近づいてから考える」のが必ずしも最適とは限りません。
逆に、査定を受けたからといって、必ずそのタイミングで売却する必要もありません。
まず現在の車がいくらくらいで売れるのかを把握し、その金額と次回車検までの期間、
今後の維持費、次に購入したい車の価格などを比較してみると、買い替え時期を判断しやすくなります。
中古車買取の現場から見た「売り時」の考え方
車の売却価格は、年式や走行距離だけで決まるものではありません。
中古車市場での人気や流通量、モデルチェンジ、グレード、装備、車両状態などによっても価格は変化します。
そのため、「○年乗ったら売る」「○万kmを超える前に必ず売る」といった一律の基準だけで売り時を決めるのは難しいのが実情です。
大切なのは、現在の車の価値を把握したうえで、これから乗り続けるメリットと売却するメリットを比較することです。
特に車検が近い方や、次の車を具体的に検討し始めた方は、
現在の査定価格を確認することで、買い替えの判断材料が増えるでしょう。
ユーポスなら現在の愛車の査定価格を確認できます
ユーポスでは、年間6万台以上の査定実績をもとに、車の査定を行っています。
店舗に販売用の在庫を持たず、買取した車を速やかに流通させる仕組みを採用しており、
中古車市場の相場を踏まえた査定を行っています。
「まだ売るか決めていないけれど、今の車がいくらになるのか知りたい」という方も、
買い替えを考える材料として現在の愛車の査定価格を確認してみてください。
調査概要
調査名:モビリティ変革期におけるマイカー買い替え意識に関する調査
調査期間:2026年8月21日~8月22日
調査方法:インターネット調査
調査対象:マイカーの買い替えを検討している20代~60代の男女
調査人数:330名
モニター提供元:RCリサーチデータ
調査主体:株式会社ユーポス
※回答比率は小数点第二位を四捨五入しているため、回答比率の合計が100.0%にならない場合があります。






