トンネルの照明はなぜオレンジ色?
こんにちは!
ユーポス和泉店です
車を運転するとき、乗っているとき、トンネルの中を通ることがありますよね
トンネルを通るときを思い出してみていただきたいのですが、
照明がオレンジ色のトンネルと白色のトンネルがありませんか?
この違いは何なのでしょうか
トンネル照明が本格的に設置され始めたのは昭和40年代からで、当初は低圧ナトリウムランプが使われており、
その後、高圧ナトリウムランプ、蛍光灯、セラミックメタルハライドランプを経てLEDに変わっていきました
トンネル照明は1日じゅう点灯するため、昔は毎年ランプを交換する必要がありました
それがLEDになったおかげで、10年間交換する必要がなくなったのです
オレンジ色の照明が使われている理由として、昔は排ガス規制がそれほど厳しくなかったので、トンネルの中は煙が充満していたのを
煙の中でも見えやすいオレンジ色で、かつ効率が良いナトリウムランプが使われていたということがあげられます☝
その後は排ガス規制によって煙の量が減り見通しも良くなったことと、効率の良い光源が開発されたことで、自然に見える白いランプが普及し始めました
まだナトリウムランプが使われているところもありますが、新しいトンネルについてはほぼLEDに切り替わっています
それでは今後オレンジ色の照明のトンネルはなくなってしまうように思えますが、
例えば雪が多く降る地域だとオレンジ色の照明のほうが見えやすいという理由で、オレンジ色のLEDが好まれる傾向があります
他にも生物の生態系や農作物への影響として、白色の光よりもオレンジ色の光のほうが虫が寄ってくるのを低減できるといった強みもあります
なので、この先すべてのトンネル照明がLEDに切り替わったとしても、オレンジ色照明のトンネルがなくなってしまうということはなさそうです
(GAZOO/2018)
いかがでしたか?
トンネル=オレンジ色といったイメージがあったのですが、こういった理由だったようです
トンネルとは関係ないですが、オレンジ色の光のほうが虫が寄ってき辛いというのは虫が苦手なのでいい勉強になりました
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