「くださる」と「いただく」はどう違うのか!?
今日は、「くださる」と「いただく」の使い分け方を調べてみました
使い分けに迷った時の解決法がこちらです
1.「基本語」に戻してみる。
「いただく」と「くださる」の基本語は、それぞれ「もらう」と「くれる」です。どちらも「相手から物を受け取る」行為ですが
自分が受け取るなら「もらう」→敬語だと、「いただく」。
行為の主体が相手側にあれば「くれる」→敬語だと、「くださる」。
こちらから依頼したのであれば、「持ってもらう」→「持っていただく」→「お持ちいただく」
依頼したのではなく、相手が自分からしてくれたなら、「持ってくれる」→「持ってくださる」→「お持ちくださる」
となります。
整理すると以下のようになり、「いただく」「くださる」にはそれぞれ3つの意味があることがわかります。
A.待っていただく(依頼) B.お待ちいただく(依頼) C.お菓子をいただく(もらうの謙譲表現)
A.待ってくださる(尊敬・感謝) B.お待ちくださる(尊敬・感謝) C.お菓子をくださる(くれるの尊敬表現)