ネットでの一括査定 結局どのサイトを使えばいい?有名サイト一斉比較!
ネットでの一括査定 結局どのサイトを使えばいい?有名サイト一斉比較!
ネットでの一括査定は、自分で中古車店に足を運ぶことなく、
自宅にいながら買取相場を調べたり査定の申し込みができるので大変便利です。
最近では大小さまざまな一括査定サイトが存在しており、選択の幅は広がったものの、
逆にどのサイトを使えばいいか迷うこともしばしば。
そこで、大手が展開する一括査定サイトについてその特徴を比較してみたいと思います。
■ネットでの一括査定って何ができるの?最近の一括査定の特徴
ネットでの一括査定とは、本来の機能はその名の通りで、
1回の申し込みで複数の業者から買取査定を受けることができるというものです。
近年は大きく数が増えたこともあり、差別化するためのさまざまな工夫が施されるようになりました。
例えば、査定の前に必要な自動車の情報を入力するだけで過去の履歴から買取相場を教えてくれるものや、
独自の仕組みで実際の査定を一度受けるだけで複数社の見積もりが取得できるものなどが登場しています。
社会のIoT化やビッグデータの活用など、これからも新たなサービスがどんどん登場すると予想できます。
■有名サイト一斉比較!
ネットでの一括査定サイトはまさに拡大期を迎えており、大小様々な企業が運営するサイトが乱立している状況です。
選ぶ側にとっては選択肢が多いことはよいことなのですが、特に初めて使う方にとってはどれを使っていいのか悩むもの。
そこで、信頼の高い大手サービスをいくつか選び、その特徴を比較してみたいと思います。
《ユーカーパック査定》
自動車流通大手のUcarPAC(ユーカーパック)株式会社が手掛けるサイトで、
新たな流通インフラを生み出すための足場にしようという意気込みが感じられる斬新さがあります。
情報を入力しただけで概算価格がすぐにわかり、
査定も最寄りのガソリンスタンドか自宅で一度受けるだけでOKなのが最大の特徴です。
また、一度の査定で得られた情報をすべての提携企業で共有するため、一番高値をつけた1社からしか連絡がきません。
複数企業からの電話が鳴りやまないことが一括査定サイトの一番のデメリットといわれる中で、
この1社からしか連絡がこないということは大きなポイントだといえます。なお、提携企業は2000社にも及びます。
《ズバット車買取比較》
東証マザーズ上場で「保険」「引越し」「自動車」「シニア」「広告」などを手掛けるウェブクルーグループが運営するサイトです。
提携企業は200社で、その中から最大10社の一括査定を受けることができます。
また、概算価格も申し込み時点ですぐにわかるようになっています。
ラジオやweb広告も積極的で、利用者数が100万人以上にのぼるため、実績は豊富といえるでしょう。
《かんたん車査定ガイド》
東証一部上場のエイチームのグループ企業である株式会社エイチームライフスタイルが手掛けるサービス。
30秒程度の入力だけですぐに概算価格がわかるのが便利で、全体的にシンプルでわかりやすいサービスとなっています。
提携企業数は50社と、他社に比べてやや少なめです。
《楽天オートの愛車一括査定》
東証一部上場でネットショッピングモール大手の楽天が手掛ける一括査定サイトです。
すぐに概算価格がわかるサービスはありませんが、成約すると楽天ポイントが3000円分もらえるという他にはない特典があります。
■一括査定サイトの選び方
一括査定サイトを使う最大のメリットは、1社だけでなく複数社に買取価格を算出させることで、
最も損をしない売り方ができるところにあります。最高値を狙うなら個人売買やネットオークションなどの方法がありますが、
こうした方法にはデメリット(手間や係争に発展するなど)も考えられます。
一括査定は手間やデメリットと価格を比較した上で、最もバランスに優れた売り方だといえます。
こうした一括査定最大のメリットは、どのサイトでも“ほぼ”同様に達成していると見てよいでしょう。
“ほぼ”と付け加えた理由は、提携会社の数です。提携会社の数は、各査定サイトによって異なります。
提携先が多ければそれだけ多くの査定データも集まるため、妥当な査定額を知ることができます。
このように一括査定サイトを比較してみると、新たなサービスを生み出そうとしている企業や、
基本的なサービスではあるもののマーケティングを積極的に行うことで顧客数拡大を計るものなど、
各社の方針の違いがハッキリわかります。
一括査定サイトを選ぶ際には、そういった各社の方針についても参考にしてみてください。