ガソリン車の暖房は実質無料?!~車の空調 その①~
本記事は、「車の空調と燃費の関係」を解説するシリーズの第1回です。
今回は、 ガソリン車の暖房は本当に燃費に影響しないのかという疑問を、 仕組みから整理します。
ガソリン車の暖房の仕組み
ガソリン車にはエンジンが搭載されています。
エンジンは稼働中に高温になるため、 冷却水によって温度管理が行われています。
この冷却水は、 おおよそ70〜90℃まで温められます。
ガソリン車の暖房は、 このエンジンの排熱を利用して車内を暖める仕組みです。
本来は外へ放出されるはずだった熱を再利用しているため、 暖房そのものに追加の燃料を使っているわけではありません。
なぜ「暖房をつけると燃費が悪い」と言われるのか
ガソリン車の暖房自体は、 燃費への影響が小さい仕組みになっています。
それでも「燃費が悪くなる」と言われる理由は、 A/C(エアコン)機能にあります。
A/Cは、冷房や除湿のために コンプレッサーを作動させます。
このコンプレッサーは、 エンジンの出力を使って動くため、 使用状況によっては燃費が低下します。
暖房を効率よく使うためのポイント
- エンジンが温まってから暖房を入れる
- 不要なA/Cの常時使用を避ける
- 短距離走行では暖房設定を控えめにする
特にエンジン始動直後は、 暖房を入れてもすぐに温風は出ません。
エンジンが適温になるまで待つことで、 無駄な負荷を減らすことができます。
まとめ
- ガソリン車の暖房はエンジンの排熱を利用している
- 暖房そのものの燃費影響は小さい
- 燃費低下の主因はA/C(除湿・冷房)
ガソリン車の暖房は、 使い方を理解すれば大きな燃費悪化を招くものではありません。
次回は、 EV車の暖房はどこから熱を作っているのかを解説します。
よくある質問(FAQ)
ガソリン車の暖房は本当に燃費に影響しませんか?
暖房そのものの影響は小さいですが、 除湿のためにA/Cを使用すると燃費に影響する場合があります。
冬でもA/Cは使った方がよいですか?
フロントガラスの曇りを取る目的では有効です。 ただし、必要な場面に限定するのが理想です。






