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車を全塗装・部分塗装すると費用はどのぐらいかかる?売却時にも影響するってホント?

車の外装は塗装によって美しい見た目を維持していますが、もし塗装に問題があるときには再塗装も可能です。

車の外装全部を塗装する全塗装と、一部分を塗装する部分塗装がありますが、それぞれ用途や費用には違いがあります。

 

また車の再塗装は売却する際にも影響がありますので、全塗装、部分塗装の費用やメリット、デメリットをご紹介します。

 

車を再塗装するのはどんなとき?

街中で見る車の外装は白や黒、シルバー、赤などカラフルな色をしていますが、これはすべて塗装によるものです。

 

車の外装の大部分は薄い鋼板を組み合わせた金属製ですが、バンパーなど一部は樹脂製の部品です。

その外装に塗装を施すことによって、次のような効果を得ています。

 

  • ・外装保護:サビ、劣化からの保護
  • ・美観:色彩による魅力UP

 

車の塗装面は数ある工業製品の中でも屈指の耐久力を持ちますが、それでも再塗装が必要な状態に劣化する場合があります。

 

再塗装が必要な状態の車とは

車は常に厳しい環境にさらされている乗り物で、長年乗っていると以下のような問題が発生します。

 

  • ・太陽光による劣化、塗料の退色
  • ・雨や雪での劣化やサビ発生
  • ・砂ぼこりや飛び石によるキズ、へこみ

 

これらの劣化にさらされると車の外観はボロボロになっていき、見た目が悪くなるだけでなく、サビによって内部の鋼板が傷む場合も。

また、車で事故を起こした際にはボディの各所にダメージを受けますが、多くの場合塗装にはキズやへこみ、剥がれが発生します。

 

こういった塗装面の修理を「再塗装」と呼んでおり、再塗装の範囲によって全塗装と部分塗装に分かれます。

 

全塗装は外装のフル塗装

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全塗装は、車の外装全体を新たに塗装し直す方法です。

 

車の外装はボディやバンパーなど複数のパーツを組み合わせて構成されていますが、全塗装はこれらすべてに新しい塗装を施します。

仕上がりはまるで新車のようになり、再塗装の過程でキズやへこみも修理されるので、外装の問題点をすべて解決できる方法です。

 

また全塗装では、元のボディカラーと同じにするだけでなく、好きなカラーに塗り直すカスタマイズも可能です。

色だけでなくツートンカラーやラメ塗装、グラデーション塗装のような特殊な塗装もできますので、自分だけの1台をつくり出すことができます。

 

部分塗装は一部分の再塗装

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部分塗装は外装の一部分のみの再塗装で、基本的には元のボディカラーと同じ色で塗装されます。

 

部分塗装はキズやへこみのある箇所、サビがひどい箇所などに対して、その患部と周辺のみを修理します。

一部分の塗装なので少ない時間で施工でき、費用も少なく済みます。

 

一方で、一部分だけしか色が変わらないのでカスタムには不向きであり、主に修理のための再塗装となります。

 

全塗装・部分塗装の費用はどのぐらい?

全塗装と部分塗装は作業の規模が大きく違いますが、それに伴って費用にも差があります。

それぞれの再塗装の作業工程と費用をまとめました。

 

全塗装の作業工程は?

全塗装の作業工程は主に次のとおりで、車の部品脱着を含めた大規模作業となります。

 

①内外装部品の取り外し

②外装のキズ、へこみ、サビの修理やパテ盛り

③塗装面全体の研磨(足付け)

④塗装しない箇所のマスキング作業

⑤塗装面全体の脱脂

⑥サーフェイサー吹き付け(複数回)

⑦全体塗装(複数回)

⑧全体磨き

⑨マスキング剥がし、部品再取り付け

 

これでも作業工程をかなり簡略化してまとめていますが、塗装の下準備から複数の塗装作業、磨きに至るまで、非常に複雑で大変な工程を経ています。

作業完了まで2~3週間を要する作業内容なので、期間も必要です。

 

全塗装にかかる費用

全塗装は複雑な工程と長い期間が必要なため、再塗装の費用は高額になりがちです。

一般的には50万~100万円とされていますが、小型の車種ほど費用は抑えめになります。

 

大型のミニバンやSUVになると100万円を超える場合もあり、またカスタムの再塗装になると追加費用も発生します。

 

部分塗装の作業工程は?

部分塗装の作業工程は全塗装より少なく、塗装を施す範囲が限定的なため、それぞれの工程の必要時間も少ないです。

 

①外装のキズ、へこみ、サビの修理やパテ盛り

②塗装箇所のみ研磨(足付け)

③塗装しない箇所のマスキング作業

④塗装面の脱脂

⑤サーフェイサー吹き付け

⑥部分塗装(複数回)

⑦部分磨き

⑧マスキング剥がし

 

部分塗装では塗装に必要な期間も数日~1週間程度と短くなっています。

 

部分塗装にかかる費用

部分塗装の費用は塗装範囲やキズ、へこみの状態で変動しますが、小規模な塗装なら1箇所あたり2万~3万円で完了します。

 

ドアやトリムなどが大きくへこんだような状態だと、大規模な作業が発生するため費用はかかりますが、それでも5万~10万円ぐらいの範囲にとどまります。

またキズやへこみが複数部品にまたがっている場合、その分費用がかさみがちです。

 

全塗装・部分塗装のメリットとは?

全塗装と部分塗装はどちらもメリット、デメリットがありますが、主に修理範囲と費用がポイントです。

 

全塗装のメリット、デメリットとは

全塗装は車の全体を再塗装するため、最大のメリットは新車に近いクオリティに仕上がることです。

 

車はどれだけ注意深く乗っていても、長年のうちに細かい傷やへこみが出てきますし、ボディカラーも経年劣化で色あせていきます。

近年は以前より1台の車に長く乗るユーザーが増えていますので、全塗装によって気になっていた細かい箇所がすべてキレイになるのは魅力的です。

また、ボディカラーを自由に選択できるので、せっかく全塗装するのであればこだわりたいところです。

 

デメリットとしては、やはり高額な費用がかかること、長期にわたって車を預けなければならないことなどでしょう。

また、詳しくは後述しますが、全塗装した車の場合、買取査定額にマイナスの影響が発生することがあります。

 

部分塗装のメリット、デメリット

部分塗装のメリットは、気になる箇所、キズやへこみのある箇所などピンポイントで修理を行うため、最低限の費用と期間で修理が完了することでしょう。

全塗装を要するほど大規模な修理が必要な事態はあまりないので、通常の再塗装は部分塗装がメインです。

また、全塗装と違って設備や工程もシンプルで済むので、自動車修理工場でなくガソリンスタンドなどでも対応してくれます。

 

デメリットは、全体の色あせには対処できず、再塗装した部分も基本的には色あせた箇所に合わせて調整されることです。

しかし、車全体を見れば色あせは大きく目立たないため、ほとんどの場合部分塗装で十分クオリティは確保できるでしょう。

 

費用が気になる場合はほかの方法も

再塗装は高額の費用がかかる修理ですが、もし費用が気になる場合は、ほかの対処方法もあります。

 

DIYで塗装する

もっとも費用がかからない再塗装方法は、DIYで自分で修理することです。

 

車の再塗装には大規模な設備や長年の経験が必要ですが、小さい部分塗装レベルであれば個人でも十分対応できます。

ホームセンターや自動車用品店に行くと、DIY向けの塗料やスプレー、研磨剤など塗装グッズがそろっていますので、一通りそろえても1万~2万円くらいで済みます。

また、車にはメーカーごとに細かいボディカラーのバリエーションがありますが、塗料やスプレーにはそれぞれのボディカラーに合わせた色の製品がありますので、大きく違う色にはなりません。

 

DIYの工程はキズやへこみのレベルによって難易度が変わりますが、慣れてくればキズ補修やパテ盛り補修などもできます。

しかし、やはり慣れないうちは塗装にムラができたり、色合いなど仕上がりに気になる部分が出てきたりするので、塗装工程をWebや動画などで確認しつつやってみましょう。

 

フルラッピング

フルラッピングとは、車のボディに薄い装飾フィルムを貼り付けるカスタマイズ方法ですが、再塗装の代わりにフルラッピングも活用できます。

 

ボディのキズや小さなへこみはそのままにして、その上をラッピングフィルムで覆うため、施工後には再塗装したような仕上がりになります。

ラッピングは一部分だけでも可能ですが、車全体に施すフルラッピングでも、期間は1~2週間と全塗装より短い時間で完了します。

費用は施工業者によって大きく上下しますが、軽自動車やコンパクトカーで30万円前後のところもありますので、うまく選定すれば全塗装より安価に済むでしょう。

 

一方で、ラッピングは塗装に比べると耐久性が低く、数年立つと退色や剥がれなどのリスクがあります。

一度剥がれても再度ラッピングすればいいのですが、長期的な費用対効果は塗装と一長一短です。

 

クイック鈑金でピンポイント修理

修理箇所が小さな範囲であれば、「クイック鈑金」という方法で、費用を抑えた施工が可能です。

 

クイック鈑金は小さな傷やへこみを修理する方法で、自動車修理工場やディーラー、自動車用品店などで対応しています。

最短で半日程度あれば施工完了するという早さがあり、費用も数千円から2万円前後とかなり安価に抑えられます。

大規模な修理や塗装範囲には対応できませんが、一般的な小キズなら十分なクオリティを期待できます。

 

乗り換えも検討の対象に?

もし車の再塗装に高額の費用がかかってしまう場合、金額によっては車自体の乗り換えも検討に挙がります。

 

部分塗装レベルであれば費用に目をつむって修理しやすいですが、全塗装で何十万もかかるのであれば、その分を乗り換え費用に充てるほうが結果的によいこともあります。

新車はもちろん、中古車でもキズやへこみのないきれいな車を選べば、乗り換えてしまったほうが満足感は高まるでしょう。

また、乗り換えであれば再塗装費用が浮くだけでなく、車の売却益を購入費用に充てられるので、再塗装と乗り換えを金額で比較してみましょう。

 

買取専門サービスのユーポスでは、24時間対応で車の買取査定を受け付けており、車の買取金額を把握したいお客様におすすめです。

ユーポスの店頭、もしくは出張査定にて現車を確認させていただきますので、外装の状態も合わせて正確な買取金額を提示させていただきます。

査定後でもキャンセルは可能なので、再塗装か売却かを悩んでいるお客様は、ぜひ一度ご相談ください。

 

再塗装が売却時に及ぼす影響とは?

外装の再塗装は、車が一気にキレイになるのでユーザーの満足感は高いのですが、一方で車の売却には不利になる場合があります。

 

再塗装費用は査定金額にプラスされない

全塗装はもちろん、部分塗装もある程度の費用がかかる再塗装ですが、どれだけ完璧に再塗装を施しても車の買取査定金額にプラスはされません。

 

車の外装はキズやへこみ、色あせがない状態が基本ですので、問題箇所があるほど査定にマイナスが付きます。

査定のマイナス額より、再塗装費用のほうが高額になる傾向が強いので、残念ながら費用対効果は低いのです。

そのため、再塗装をせずにそのまま売却したほうが、費用的にお得な場合は少なくありません。

 

カスタムカラーは査定が下がる

再塗装ではいくらでもユーザーの好みの色に変更できる点が魅力ですが、その車の純正カラーではないカスタムカラーは、査定を下げる要因となります。

 

車のボディカラーは個人の好き嫌いが大きく反映される部分ですが、ホワイト、ブラック、シルバーなど、オーソドックスな色のほうが多くの人に受け入れられやすく人気です。

車の買取査定ではカラーの人気も影響することが多く、中古車として人気の出やすいボディカラーは査定額も高くなります。

一方でレッド、ブルー、イエローなど目立つ派手なカラーは避けられがちで、買取金額も下がります。

 

さらにカスタムカラーとなると、元の持ち主の好みが強く反映されたものなので、中古車として不特定多数に売りにくく、査定金額が大きく下がるのです。

 

部分塗装で一部だけきれいになってしまう

全塗装の場合は、キレイになっても査定ではプラスになりませんが、部分塗装の場合はそのクオリティ自体が問題になります。

 

部分塗装は外装の一部分だけをキレイにするため、それ以外の部分は経年劣化が進んだ状態です。

部分塗装の色には、その車のボディカラーで設定された塗料を使いますが、新車同様の色だと色あせたほかの部分と微妙に色が違ってしまいます。

それが目立ってしまうと、査定金額を下げる要素になりかねません。

 

業者によっては色あせ部分に合わせた調色もしますが、目立たないような塗装は技術力が求められるので、業者によるクオリティの差は出てくるでしょう。

 

まとめ

車の塗装は乗っていると自然にキズやへこみ、経年劣化による色あせが出てきますので、それを一気にキレイにできる再塗装は魅力的です。

全塗装、部分塗装それぞれにメリット、デメリットがありますが、費用に目をつむれば満足感を高める修理なのは間違いありません。

 

しかし、高額な費用がかかる場合は再塗装せず、売却してキズやへこみのない新たな車を手に入れるのもよいでしょう。

ユーポスでは、無料査定で買取金額を確認できますので、再塗装費用との比較が可能です。

 

 

 

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