N-BOXの買取相場は?年式・走行距離・カスタム別にユーポス独自データで分析
N-BOXを売却するなら、年式や走行距離だけでなく、標準モデルとカスタムの違いも気になるところです。ユーポスでは、実際の車両査定データをもとに、N-BOXの査定基準額を分析しました。
今回の分析では2WDに統一し、修復歴車、冠水車などの特殊評価車両を除外しています。
本記事の金額は、ユーポスが査定時に用いる際の「査定基準額」を集計したものです。お客様への実際の買取価格(契約金額)ではありません。実際の買取価格は、車両状態・販売に必要な費用・市場環境などを踏まえて決まり、査定基準額より低くなることがあります。査定現場では、基準額を基に車両の損傷や劣化部分を加味する為、特に過走行車では、その差が相対的に大きくなる場合があります。掲載額は買取保証額ではありません。
N-BOXの査定基準額|世代・標準/カスタム別
2025年10月〜2026年9月の査定データについて、2WD車の中央値を比較しました。走行距離や年式をそろえた金額ではないため、差額をそのまま「カスタムの上乗せ額」とは解釈できません。
| 世代(型式) | 標準モデル | カスタム |
|---|---|---|
| 初代(JF1) | 25万円(215台) | 35.5万円(212台) |
| 2代目(JF3) | 85万円(229台) | 108万円(404台) |
| 3代目(JF5) | 130万円(25台) | 149万円(66台) |
3世代ともカスタムの実測中央値が標準モデルを上回っています。ただし、世代間の価格差には年式や走行距離の違いが含まれるため、異なる世代の数値を直接比較することはできません。
N-BOXの年式別査定基準額
同じ世代・同じ2WDでも、年式によって査定基準額は異なります。以下は各区分10台以上を確保できた年式だけを掲載しています。
初代N-BOX(JF1・2WD)
| 年式 | 標準モデル | カスタム |
|---|---|---|
| 2012年式 | 18万円(31台) | 25万円(26台) |
| 2013年式 | 17万円(57台) | 26.5万円(48台) |
| 2014年式 | 30万円(40台) | 34万円(25台) |
| 2015年式 | 35万円(34台) | 42.5万円(42台) |
| 2016年式 | 40万円(25台) | 47.5万円(34台) |
| 2017年式 | 39万円(28台) | 60万円(36台) |
2代目N-BOX(JF3・2WD)
| 年式 | 標準モデル | カスタム |
|---|---|---|
| 2017年式 | 63万円(21台) | 73.5万円(22台) |
| 2018年式 | 61.5万円(30台) | 85万円(65台) |
| 2019年式 | 75万円(48台) | 93万円(68台) |
| 2020年式 | 83.5万円(32台) | 110万円(54台) |
| 2021年式 | 96万円(39台) | 115万円(74台) |
| 2022年式 | 100万円(31台) | 120万円(60台) |
| 2023年式 | 110万円(28台) | 130万円(60台) |
3代目N-BOX(JF5・2WD)
| 年式 | 標準モデル | カスタム |
|---|---|---|
| 2023年式 | — | 141.5万円(12台) |
| 2024年式 | 130万円(14台) | 149万円(38台) |
| 2025年式 | — | 151万円(14台) |
※3代目は対象台数が少ない年式があるため、掲載できる区分を限定しています。「—」は0円ではなく、掲載基準の10台に満たない区分です。
標準モデルとカスタム、どちらが査定基準額で有利?
年式・走行距離・車両評価点・査定時期・ターボの違いを統計的に調整し、標準モデルを100とした参考指数を算出しました。対象は直近24か月の2WD車です。
| 世代 | 標準モデル | カスタムの補正指数 |
|---|---|---|
| 初代(JF1) | 100 | 約139 |
| 2代目(JF3) | 100 | 約126 |
初代・2代目では、条件差を考慮してもカスタムの指数が高い傾向でした。この指数は実際の買取価格の差や、個別車両の価格上昇率を保証するものではありません。3代目はターボ・NAの判定可能件数に偏りがあるため、補正指数の掲載を見送っています。
走行距離が増えるとN-BOXの査定基準額はどう変わる?
直近24か月の2WD車について、走行距離4万〜6万kmを100とした参考指数です。年式、標準/カスタム、評価点の数値、査定時期を調整しています。
| 走行距離帯 | 初代(JF1) | 2代目(JF3) |
|---|---|---|
| 4万〜6万km | 100 | 100 |
| 6万〜8万km | 87 | 84 |
| 8万〜10万km | 68 | 71 |
| 10万〜12万km | 51 | 59 |
高走行距離帯ほど指数が低い傾向ですが、距離が一定の数字を超えた瞬間に価格が急落するという意味ではありません。特に2代目の10万km以上は台数が少なく、参考値として慎重に扱う必要があります。3代目は走行距離の分布が短距離側に偏るため、今回の比較には含めていません。
走行距離と査定の関係については、走行距離1万kmで車の価値はどれくらい変わる?、10万kmを超えた車の価値も参考にしてください。
ターボ車はNA車より高く評価される?
グレード表記からNA・ターボを判定できる車両に限定した補正分析では、初代・2代目ともターボ車の指数がNA車を約8ポイント上回りました。これは標準/カスタム、年式、走行距離、評価点、査定時期を考慮した参考値です。
ただし、グレード名だけでは仕様を判定できない車両もあり、細かな装備差も残ります。3代目はNAと判定できる台数が少ないため、比較結果を掲載していません。
修復歴や車両状態も査定結果を左右する
同じ年式・走行距離でも、修復歴の有無や内外装の状態、装備、整備状況などによって評価は変わります。中古車はその性質上一物一価性が極めて高く、掲載されている価格は参考としてお考え下さい。本記事の年式別中央値・距離指数は、修復歴車などの特殊評価車両を除いて集計しました。修復歴がある場合の減額幅を一律の割合で示すことはできません。
詳しくは修復歴が車の査定に与える影響をご覧ください。
N-BOXの売却を検討するときのポイント
N-BOXは標準モデルとカスタム、世代、走行距離、車両状態によって査定基準額に違いが見られます。ただし、表の金額は過去の査定データをまとめたもので、現在の買取価格を示すものではありません。売却を検討する際は、実車の状態や装備を踏まえた査定で確認することが大切です。
年式と車の価値の関係については車は何年で価値が下がる?も参考になります。
調査方法とデータの注意点
対象データ:ユーポスのN-BOX現車査定データ。金額の実測集計は2025年10月〜2026年9月、補正指数は2024年10月〜2026年9月。標準N-BOXとN-BOXカスタムを対象に、N-BOX+・N-BOXスラッシュなどの派生車種を除外。型式JF1・JF3・JF5の2WD車に限定し、修復歴車や特殊評価車両(冠水車、現状事故車など)を除外しました。
補正指数は複数の条件を統計的に考慮した推定値であり、個々の車両の価格変化を追跡したものではありません。






